赤ちゃんが寝てくれないと、ママやパパはとてもつらいですよね。とくに新生児のころは、たくさん寝るはずなのに「全然寝ない」と感じることが多いです。
この記事では、「新生児が寝ない」理由と、すぐにできる対策をわかりやすくまとめました。毎日の育児が少しでも楽になるように、お手伝いできたらうれしいです。
新生児が寝ないのはよくあることです
まず知っておいてほしいのは、「新生児が寝ない」というのは特別なことではありません。生まれてすぐの赤ちゃんは、昼と夜の区別がついていないので、昼でも夜でも起きてしまいます。
赤ちゃんによっては、1〜2時間で目が覚めたり、夜中に何度も泣いたりするのがふつうです。これは成長の一部なので、心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
新生児が寝ない理由は何?
赤ちゃんが寝ない理由はいくつかあります。代表的なものはこちらです。
- お腹がすいている
- オムツがぬれて気持ち悪い
- 寒すぎたり暑すぎたりする
- 光や音が気になっている
- 体の中が苦しい(げっぷが出ていない、うんちが出ていないなど)
赤ちゃんは言葉で伝えられないので、こうした不快な気持ちを「泣く」ことで教えてくれています。
すぐにできる寝かしつけの方法
赤ちゃんがなかなか寝てくれないときには、こんな方法を試してみてください。
- 背中をトントンとやさしくたたく
- おくるみで包んであげると安心する子もいます
- ゆっくり抱っこして歩いたり、ゆらゆら揺らしたりする
- ドライヤーの音やアプリなどの「ホワイトノイズ」を使ってみる
- 手足や背中をなでてスキンシップをたっぷりとる
赤ちゃんはママやパパのぬくもりが大好きです。ぴったりとくっついているだけで安心してくれることもあります。
夜に寝てもらうために昼間できること
赤ちゃんが夜に寝るようになるには、昼間の過ごし方も大切です。
- 朝はカーテンを開けて明るくする
- 昼はテレビの音や話し声を聞かせて「昼なんだよ」と伝える
- 夜は電気を暗くして、静かな雰囲気にする
こうした毎日のくり返しで、赤ちゃんは「夜は寝る時間なんだ」と少しずつ覚えていきます。
それでも寝ないときは?
どんなにがんばっても赤ちゃんが寝ないときもあります。そんなときは、無理に寝かそうとしなくても大丈夫です。
赤ちゃんが元気で、ママやパパも無理をしていなければ、少し起きている時間が長くても心配しなくていいのです。
赤ちゃんを抱っこして、静かに過ごすだけでもOKです。リラックスした気持ちで向き合いましょう。
完ぺきを目指さなくていいんです
赤ちゃんが寝ないと、「私のせいかな…」と悩んでしまうこともあると思います。でも大丈夫です。赤ちゃんにはひとりひとり違った性格があります。
よく寝る子もいれば、なかなか寝ない子もいます。ママやパパが赤ちゃんを大事に思っていれば、その気持ちはちゃんと伝わっていますよ。
疲れたときは、家族に手伝ってもらったり、育児相談の窓口を使ってみたりしてくださいね。
まとめ
「新生児が寝ない」のは、よくあることです。理由がわかれば、できることも見えてきます。
今日からできることを少しずつ試しながら、赤ちゃんと一緒に成長していきましょう。ママやパパのがんばりは、赤ちゃんにちゃんと届いています。
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