新生児のしゃっくりってどうして出るの?
赤ちゃんが「ひっく、ひっく」としゃっくりをしていると、ちょっと心配になりますよね。特に生まれたばかりの赤ちゃんは、授乳のあとなどによくしゃっくりをします。
しゃっくりの原因は、お腹の中にある「横隔膜(おうかくまく)」という筋肉がびっくりして動くことです。赤ちゃんは体のつくりがまだ未熟なので、この横隔膜がちょっとしたことで動いてしまうのです。
赤ちゃんのしゃっくりって病気なの?
たいていの場合、しゃっくりは病気ではありません。赤ちゃん自身も、しゃっくりでつらい思いをしているわけではないので、そのまま見守っていても大丈夫なことが多いです。
でも、もしもしゃっくりをしているときに顔色が悪かったり、苦しそうにしていたら、小児科で診てもらいましょう。長い時間しゃっくりが続いても、赤ちゃんが元気なら心配いりません。
しゃっくりが出やすいときってどんなとき?
赤ちゃんがしゃっくりしやすいのは、こんなときです:
- 授乳やミルクのあと
- 体を急に動かしたとき
- 寒いとき
授乳のあとにお腹に空気が入ってしまうと、しゃっくりが出やすくなります。だから、授乳のあとはげっぷをさせると良いですよ。
しゃっくりを止めるためにできること
赤ちゃんのしゃっくりが気になるときは、次のような方法を試してみましょう。
- 母乳やミルクを少しだけ飲ませる
少しだけ飲ませると、横隔膜が落ち着いてしゃっくりが止まることがあります。 - げっぷをさせる
お腹にたまった空気を出すことで、しゃっくりが止まることがあります。 - だっこして姿勢を変える
縦抱きにしたり、少し体の向きを変えてみると、しゃっくりが止まることもあります。 - やさしく背中をトントンする
安心させてあげることで、しゃっくりが落ち着くことがあります。
しゃっくりをへらすための工夫
毎回しゃっくりが出て困るときは、普段の授乳やミルクのときにちょっとした工夫をしてみましょう。
- 哺乳びんの角度を見直す
- 哺乳びんの乳首が赤ちゃんに合っているかチェックする
- 授乳後にしばらく抱っこしておく
- 部屋の温度を一定にする
こういったことで、しゃっくりの回数が減ることもあります。
しゃっくりは成長のあかし!
赤ちゃんの体が成長すると、しゃっくりも少なくなっていきます。多くの赤ちゃんは、生後3ヶ月から6ヶ月くらいでしゃっくりがあまり出なくなります。
赤ちゃんのしゃっくりは、元気に成長している証(あかし)でもあります。あまり心配しすぎず、赤ちゃんの様子をよく見てあげてくださいね。
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