はじめに
赤ちゃんが生後1〜2ヶ月のころ、急に顔に赤いぶつぶつが出てきて、とてもびっくりしました。
赤ちゃんの肌はとても弱くて、乾燥やちょっとした刺激で荒れてしまいます。でも、初めての育児では、どうケアしていいのか分からないことばかりでした。
私は最初、自分なりに保湿などして様子を見ていました。でもなかなか良くならなかったので、小児科を受診することに。
お医者さんに見てもらい、薬をもらって使ったところ、1週間ほどで良くなり、症状はかなり落ち着きました。それ以降は再発することもなく、肌のトラブルなく過ごせています。
赤ちゃんの顔にできる湿疹って?
赤ちゃんの顔に出る湿疹にはいろいろありますが、生後1〜2ヶ月のころに多いのは「乳児湿疹」や「脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)」です。うちの子も、顔全体に赤みやぶつぶつができ、乾燥してカサカサになっていました。
この時期の赤ちゃんは皮膚がまだ成長途中で、トラブルが起きやすいです。

かゆいよー!ぐずぐず…
湿疹の原因になりやすいのは、こんなことです:
- 肌の弱さ
- 皮脂が多い
- 乾燥
- こすれや汗
📝 参考データ:乳児湿疹の発症率
- 生後1〜2ヶ月の赤ちゃんの約60〜70%が何らかの湿疹を経験すると言われています(日本小児皮膚科学会調査より)
病院に行った理由と処方された薬
保湿などしても良くならず、赤みもひどくなってきたし、赤ちゃんも機嫌が悪くなってきたので、病院を受診。
小児科で「乳児湿疹」と診断され、次のような薬をもらいました:
- 保湿剤(ローションやクリーム)
- ステロイド入りの軟膏(なんこう)
注意点:
- ステロイドは短期間だけ使う
- ワセリンと併用するときは医師に確認
📝 参考データ:ステロイド使用の改善率(外用薬)

- 軽度〜中等度の乳児湿疹では、ステロイド外用薬の使用により5〜7日で約80%の赤ちゃんが改善(日本皮膚科学会)
実際にした肌ケアの方法
朝のケア
- 清浄綿で顔をふく
- 保湿剤をぬる
- 赤みがあれば軟膏をぬる
- ワセリンをうすくぬる

日中のケア
- 乾燥したら保湿剤をぬる
- 汗やよだれをやさしくふく
夜のケア
- お風呂後すぐに保湿
- 赤い部分に軟膏
- ワセリンで保湿をキープ

夜泣きにミルク…寝不足だけど、子どものために毎日お肌のケアもしてあげよう
実際に使ったアイテム
以下のアイテムは、あくまで“わが家で合ったもの”の記録です。
保湿剤
ボディソープ
清浄綿
ワセリン
まとめと感じたこと
赤ちゃんの肌のトラブルは、どの家庭でも起きる可能性があります。
ポイントまとめ
- 湿疹が出たら早めに病院へ
- 毎日の保湿と清潔なケアが大切
- 肌に合ったアイテム選びを
よくある質問(FAQ)
個別の症状や治療は必ず医師の指示を優先してください。以下はわが家の体験と一般的なポイントのまとめです。
- Q保湿は1日何回が目安?
- A
入浴後(5〜10分以内)に1回+朝の1回が基準。乾燥が強い日は、日中にもう1回“薄く重ねる”と荒れにくいです。
- Q乳児湿疹とアトピーの違いは?
- A
見た目だけでの自己判断は難しいです。ジュクジュク・ひどいかきこわし・広範囲に長引く・発熱や元気消失などは早めの受診を。
- Q石けんは毎日使う?
- A
汗や汚れが多い日は低刺激の石けんを“泡でやさしく”。落としすぎが気になる日は、ぬるま湯メインでもOK。
- Q日焼け止めはいつから?顔にも使える?
- A
製品ごとの対象月齢を必ず確認してください。一般には生後6か月ごろ〜を目安とする製品が多いです。生後6か月未満は帽子や日陰などの物理的対策を優先。使った日はやさしく落とす→保湿を。
- Qよだれかぶれ対策は?
- A
こまめにやさしく拭き取り、すぐ保湿。こすらずポンポンと水分をおさえてから、ワセリンを薄く塗っています。
- Qステロイドが不安…使っても大丈夫?
- A
医師の指示どおり短期間・適量で使うのが基本。炎症を早く鎮めることで悪化を防げる場合がありますが、やめ時の自己判断はNG。再診で相談しましょう。
- Qどのくらい続いたら受診したほうがいい?
- A
数日〜1週間ほどケアしても改善しない/悪化する、出血・黄色い液・発熱や機嫌不良・哺乳不良などは早めに受診を。
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