赤ちゃんのしゃっくりは心配いらない!出たときの対処法と止め方

新生児・乳児

赤ちゃんが「ヒック、ヒック」としゃっくりをしても、基本的に心配いりません。 新生児は大人よりしゃっくりが出やすいもの。長く続いても赤ちゃん自身は苦しくないことがほとんどです。まずは落ち着いて見守ってあげましょう。

生まれたての赤ちゃんにしゃっくりが多いのは、肺の下にある横隔膜(おうかくまく)という筋肉が未発達で刺激を受けやすいためです。赤ちゃんのしゃっくりは自然な現象で、生後しばらくは頻繁に起こりますが、成長とともに次第に減っていきます。

赤ちゃんのしゃっくりが出たらどうする?

赤ちゃんが急にしゃっくりを始めると、ママやパパはびっくりしてしまいますよね。でも赤ちゃん本人はケロッとしていることも多いもの。機嫌よく笑っていたり、そのまま眠ってしまう赤ちゃんもいます。しゃっくり自体は痛みもなく、赤ちゃんにとって大きな害はありません。

ママ
ママ

赤ちゃんがしゃっくりしてる!苦しくないのかしら…?

パパ
パパ

大丈夫そうだよ。本人は平気みたいだよ。

坊ちゃん
坊ちゃん

ヒック、ヒック…えへへ、なんだか楽しいかも!

基本的に、赤ちゃんのしゃっくりは自然に止まるのを待つのが一番です。短ければ数分で、長くても少し経てばおさまります。慌ててあれこれする必要はありません。まずは赤ちゃんの様子を見守り、落ち着いて対応しましょう。

とはいえ、小さな体で「ヒック、ヒック」としていると「何かしてあげたい」と思いますよね。次に、赤ちゃんのしゃっくりを和らげたり、早く止めてあげたりする方法を紹介します。


赤ちゃんのしゃっくりを止める方法

赤ちゃんのしゃっくりが続くとき、試してみると良い対処法をまとめました。どれも赤ちゃんに負担をかけない優しい方法なので安心です。

  • 抱っこして優しくゆらす: 赤ちゃんを縦抱きにしてゆったりと揺らすと、赤ちゃんがリラックスしてしゃっくりもおさまりやすくなります。
  • 背中をトントンしてゲップを促す: 授乳後でゲップが出ていないときは、赤ちゃんの背中を優しくトントン叩いてあげます。ゲップで胃の空気が抜ければ、しゃっくりが収まることがあります。
  • 体を温める・オムツを替える: 赤ちゃんが冷えていたり、おむつが濡れて不快なときにもしゃっくりしやすいです。服やおむつが濡れていないか確認し、必要なら取り替えて体を暖かくしてあげましょう。
  • 少量のミルクや母乳を飲ませる: 空腹が原因でしゃっくりしている場合や、泣いている場合は、少し授乳してあげるのも一つの手です。飲むとしゃっくりが止まることもあります。
ママ
ママ

そういえば、おばあちゃんに『しゃっくりは驚かせれば止まる』って聞いたけど…本当?

赤ちゃん
赤ちゃん

びくっ!それはやめて~!

パパ
パパ

大人には効くかもしれないけど、赤ちゃんを驚かせるのはNGなんだって。危ないし、余計に泣いちゃうこともあるみたいだよ。

なお、大人には有効とされる驚かせる方法や、赤ちゃんをうつぶせにする方法は危険なので絶対にNGです。強い刺激で赤ちゃんがストレスを感じたり、最悪の場合窒息など事故につながるリスクもあります。

多くの場合、赤ちゃんのしゃっくりはしばらくすれば自然に止まります。上記のような方法を試しても止まらないときも、赤ちゃんが元気でニコニコしていれば心配ありません。むしろ「よくしゃっくりするのも赤ちゃんらしいな」くらいに考えて、リラックスして見守ってあげてくださいね。


まとめ

赤ちゃんのしゃっくりはよくあることなので、過度に心配しなくても大丈夫です。気になるときは無理のない範囲で優しく対処してあげましょう。成長とともに回数も減っていくので、今だけの可愛い仕草としておおらかに見守りたいですね。

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